実は夏よりも危険?!冬の食中毒
おはようございます!
4Dupです!
本日は全国的に良いお天気ですが、中国から流れてくるPM2.5の様子が気になりますね。特に北海道は多くのPM2.5が気流に乗って飛んでくることが予想されるそうなので、ぜひマスクをしてお出かけください。
それでは本日もよろしくお願いいたします!
今日、12月9日は「国際腐敗防止デー」だそうです。
2003年のこの日、「国連腐敗防止条約」が調印されました。公務員等による贈収賄・横領などの汚職・腐敗行為の防止のための日・・・だとか。
政治家を含めた公務員の汚職・腐敗行為も、私たち税金を納めている人間にとって気になりますが、もっと気になるのが食品の腐敗。
実は夏よりも危険?!冬の食中毒
食中毒というと、どうしても梅雨時、夏のイメージが強いと思います。たとえば、煮物を作って、日中のホンの数時間コンロに放置しておいただけで、夜に食べようと思ったら表面に白いカビが・・・という経験をされたことのある方も多いのでは。(私はあります・・・)
当然、気温が低く空気が乾燥している冬場は、そうした腐敗は少ないのですが、その代わり圧倒的に増えるのが、「ノロウイルス」。
今朝のニュースでも目にした方がいらっしゃるかも知れません。保育園で餅つきを行い、食べた保育士や園児がおう吐、下痢などの症状を起こし、そのうち5人からノロウイルスが発見されたとか。
これは決して他人事ではありません。
ノロウイルスは感染力が大変強く、このように食中毒の集団発生につながりやすいのです。しかも、決定的なワクチンはありません。とにかく水分を補給し、おう吐や下痢などでウイルスを体の外に出すしか方法がないともいわれています。この時に「下痢止め」を飲むとさらに悪化させる可能性があるので、やめましょう。
結局のところ、自分で防ぐ!これ以上の対策はありません。
どうやって感染してしまうの?
※画像はイメージです
ノロウイルスは、ヒトからの感染と食品からの感染の2パターンあります。
1.人からの感染
ノロウイルスにかかった人の便やおう吐物から人の手などを介して二次感染する場合です。飛沫感染するので、たとえば一見キレイに後始末されていたとしても、十分に殺菌されていない場合は注意が必要です。
2.食品からの感染
ノロウイルスに感染し、まだ発症していない人が調理などをして、ウイルスに汚染された食品を食べてしまったた場合と、本人がノロウイルスが蓄積した加熱不十分な二枚貝などを食べた場合が挙げられます。
どうやって対処したらいいの?
とにかく石けんでよ~く手を洗いましょう。特に食事前、トイレの後、調理前後は、時間をかけて指のまたから、手首まで洗って流水で十分に流しましょう。その上で、エタノールなどの殺菌を行えばなお良いでしょう。
また、周囲に感染してしまった方が居る場合は、より注意して洗う、調理器具など殺菌する、など気をつける必要があるでしょう。
二枚貝などノロウイルス汚染のおそれのある食品は、生食せず、しっかりと加熱して食べることで防げます。中心部までしっかりと火を通しましょう。食材の中心部が85℃~90℃で2分程度加熱すれば十分だといわれています。
調理器具や調理台は洗剤など「消毒」して、いつも清潔に。まな板、包丁、食器、ふきんなどは使用後すぐに洗いましょう。また、それに熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱消毒を行えば、さらに安心でしょう。
ぜひ、夏よりもコワイ?冬の食中毒にくれぐれもご注意ください!
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